前書き

　2020年2月下旬、中国で新型コロナウイルスの拡散がまだ十分抑え込まれていない中、上海市応急管理局は公式サイトで「本市疫情防控期間中エタノールなど危険化学品の安全管理を更に強化することに関する緊急通知」を公布しました。通知はエタノール・エチルエーテルをはじめとする「危険化学品目録（2015版）」に収録された消毒用途の危険化学品の取り扱いに関する安全管理を徹底するよう求めました。

　ご存知のように、中国では危険化学品を生産・経営・小分け・貯蔵・使用するには、まず応急管理部門に申請を出し、許可証を取得する必要があります。では、どのような製品を扱う企業は危険化学品経営許可証取得の対象になるのか？ どうやって危険化学品経営許可証を取得できるのか？ よくある落とし穴はないか？…などのような疑問はございませんか。今回のウェブセミナーでは、危険化学品経営許可証を取り巻くコンプライアンス対応の重要なポイントを皆様にシェアいたします。ぜひご参加ください。

講演内容

• 危険化学品経営許可証関係法規の解読
• 実務経験の共有
• よくある質問

開催日程

ご注意：今回のウェブセミナーに使用するビデオ会議サービスは「中国現地版のZoom」（https://www.zoomcloud.cn/）になります。予めご了承ください。日本で普段ご利用している「Zoom」と通用できないため、専用アプリのインストールなど事前に準備することをお勧めします。

講演者（中国語）

沈含潔

法規制コンサルタント

REACH24H杭州本社　工業化学品事業部

中国の化学品市場進入に豊富な実務経験があります。 主に、危険化学品、前駆体化学品、監視化学物質、爆発性化学物質、およびその他の種類の有害化学物質の法規制に精通しており、数多くの企業にコンプライアンス対応にアドバイスしてきました。

講演者（日本語）

張祺為（チョウ キイ）

法規制コンサルタント

REACH24H杭州本社　日本事業部

現在、主に中国新化学物質申告、台湾新規・既存化学物質登録、韓国K-REACH登録、グローバルGHSなどの法規対応を担当し、日系企業に向け、コンサルティングサービスを提供している。

主催者情報

REACH24Hコンサルティング・グループ

　REACH24Hコンサルティング・グループは中国杭州市に本拠地を置くグローバルな技術サービス提供業者です。アイランド・アメリカ・中国台湾にも子会社が持ち、毒物学・安全評価・リスクアセスメントの専門家が多数在籍中です。24時間+グローバルの対応体制で、お客様にワンストップの国際市場進出サポートを提供しています。既に工業化学品・農薬と殺生物製品・化粧品・食品と食品接触材料・消費品など複数の業界をカバーしており、製品の登録から、法規制の情報提供、セミナー、そして、情報技術をベースとするサプライチェーン管理システムまでのサービスを提供しています。

　“コンプライアンスによる価値創造- Value in Compliance”という弊社の企業理念が示したように、会社が立ち上げる以来、世界各国数多くの政府機関・協会・社会団体に技術サポートを提供し、6000を超える取引先と信頼関係を結び、何万個の製品登録・登記及びコンサルティングプロジェクトを完成してきました。今後も引続きお客様に沿ったの効率高いソリューションを提供し、世界経済の持続可能な発展を貢献していきたいと思っております。